ままろぐ

旦那・長男と共にポケモンにはまっている
不器用ママfuruchanの記録です。
2010/08/26 (Thu) 
親子観劇
今日は幼稚園のイベント、親子観劇。

東京のシルエット劇団・劇団角笛の公演を見に行くというイベントなんですが。


なかのひとの出産が早まりそうな感じなので、先週の定期検診の話をした後、旦那GANが心配して私と長男を会場まで送迎することを申し出てくれました。


しかし先週末から突如旦那の仕事が忙しくなり、「本当に送迎してもらって大丈夫かしら」状態でした。

しかし行きはちょうどお昼休みにかぶせることが出来たので、旦那は送迎を強行。

ちなみにその後アリオこんなお店に行ったり、最後に佐世保バーガー(Shop Imfomationをクリックして飛んだページの一番下を見てください。札幌にも店舗があるんです)でもテイクアウトして帰ろうか、なんて話をしていたのも遠い昔。

なかのひとが大分下に降りてきているのと、旦那の仕事が忙しいので寄り道は却下となりました。
また遊びに来ればいいだけですし。


一方、ちゃんと調べておけばよかったと公開したことが。
近くの営業所~会場真ん前まで行く路線バスがあったんです
これだから移動は車中心の生活を送っている人間は駄目ですね。
旦那は送迎しなくてもよかったし、長男は大好きなバスに乗れたのに


さて、会場付近に到着すると去年同じプレ幼稚園で同じクラスだった男の子&ママ、そしてそのお姉ちゃんと妹×2に会いました。

去年まで、妹は×1だったんですよ。
まだ生まれて2~3ヶ月。
かわいい~。早くなかのひとも出てこないかなぁ~。
なんて思いつつ、一緒に会場入りさせてもらいました。

中に入るとすぐ主任の先生に声をかけられ、楽しくおしゃべり…したいけど、人の流れもあるので軽く挨拶を交わしてすぐ中へ。

と、長男の副担がいたので挨拶。
副担、長男見るなり抱きしめていました
かわいがってくれてありがとうっ
副担にも軽く挨拶し、事前に排泄を済ませるよう配られたプリントに書いてあったのでお手洗いの場所を確認し(ていうか目の前でしたが)長男のトイレを済ませ、ホールに入るとすぐママ友に声をかけられました。


そういやママ友の娘さんが「もう5歳だよ」と休憩時間に声をかけてくれたんだけど、そのときは訳わからず「そうなんだ~」と驚いてみましたが、あれ、誕生日終わったよっていう話だったんですね。
「おめでとう」って声を変えられず残念
次遊びに行くときはケーキでも携えて行きます
ごめんねTちゃん


彼女とも軽く挨拶し、席を確認して座るとそこは担任の近くでした。
当然、先日唇を腫らした話題で再び謝られてしまいました(汗
とりあえず「ていうか、こいつ何にぶつかったんですか?」と聞いてみると、なんと、すっころんで出来た傷だと言うこと。

…(不)器用な奴め。
普通は膝や手をすりむいたりするだろう。
顔から突っ込んだのか。

思わず「こいつの自爆なんで、謝られたら逆に困っちゃいますよ~」とおどけました。


さて、ようやく劇の感想なんですが

劇は三部構成。
新美南吉 作 「ごんぎつね
劇団のマスコットキャラクターを使った童謡メドレー「つのぶえのうた」
海外作家の話を子供向けにアレンジした「おばけリンゴ」
原作をググって調べてみました。確かに話が違いました)

最初、私ごんぎつねの話をすっかり忘れてまして。
てぶくろをかいに」とごっちゃになっていました(両方とも新美南吉作の、キツネが主人公のお話ですからね
話が進み始めてすぐ思ったんですが、このごんぎつねの語りが市原悦子だったんですよ。

私の頭の中はもうこれですよ。

私世代の人は間違いなく思ったんじゃないのかなぁ…。

おかげでストーリーを鑑賞どころじゃないですよ。
こういう話はすぐの私が泣きませんでしたから

二番目の「つのぶえのうた」は「いぬのおまわりさん」や「アイアイ」「めだかのがっこう」など幼稚園児が聞いたら踊り出すような歌がいっぱいあって長男も歌に合わせてぴょこぴょこ楽しそうに跳ねたり踊っていたのですが、「ホ!ホ!ホ!」の時はちょっと引きましたね
事前に劇団の人が会場の子供たちに踊ることを求め、かつまんま人間のシルエット×3が踊っていたんで
会場の子供たちは素直な子が多かったのか、結構踊っているのが見えたんですが長男はぽかんでした

おばけリンゴは貧しい少年(ここから原作とは違いました。原作はひげのおじさんでしたから)がリンゴの木を育て、実がならないからお祈りをしたらお化けのように大きなリンゴが出来た、と言うお話。

~~~以下、劇のあらすじです~~~
貧しい少年が大切に育てた木にはいつまでも実がならない。
少年は「一つでイイからリンゴがなりますように」とお祈りをしたら大きなリンゴが出来、村人たちから「おばけリンゴ」と呼ばれる。
最初は大事だからと取らずにいたら村人たちがうろうろしているので見張らなければならず。
やがてようやくリンゴを取って売りに行くと市場ではあまりの大きさにリンゴだと信じてもらえず笑いものに。
そこから急展開。突然怪獣(竜)が物語に登場、何を食べても満足せず、国を荒らして満足する食べ物を探しているという。
当然その国の王様は家来に命令し、怪獣をやっつけるよう指示。
しかし全く歯が立たず、隊長は「プレゼントで帰ってもらおう」と作戦変更、市場で見かけたおばけリンゴを使うことを思いつく。
隊長は少年に「国を救うためにリンゴを使いたい」と頼むと、市場で笑いものにされたリンゴが役に立つとあって、少年も使うことを快諾。
怪獣がおばけリンゴを食べてみると、不思議なことに食べても食べても無くならない。
おばけリンゴが気に入った怪獣は、そのリンゴを持って山へ帰り、食べるだけでは飽きたらず種を取って育てた。
そのため二度と人里には降りてこなかったため、その国も平和になった。
少年は褒美に王様から広いリンゴ園をもらい、忙しくも裕福になった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

原作をご存じの方や上のリンクから原作のあらすじを読んだ方は思ったと思いますが、劇の内容はいろいろ変えられているお陰で何を伝えたいか、分からなくなっていません?

原作ですら何を伝えたいか分からない(それでも何らかのメッセージを含んでいるようには感じられますが)なのに、更に細かい設定や怪獣の最後(原作ではのどにリンゴを詰まらせて死ぬ)が変えられてしまい、ただ貧しい少年が大地主になってめでたしめでたし、という何とも短絡的な印象を受けました。
(多分、「死」に関わる話がすでに「ごんぎつね」で扱われていたので、幼稚園児に二度も「死」を見せるのはよろしくないという配慮なのでしょう。)

と、幼稚園児向けの劇に文句をつけたところで仕方がないのは分かっています。
当然、主役は園児の方なんですから、ウチで言えば、長男が楽しく観劇できていればそれでOKという落ちがつくわけでしょう。

で、その長男は。
「つのぶえのうた」ですっかり気をよくしていたので、ミュージカル風に仕立てられていた「おばけリンゴ」では歌が始まるたびに喜んで跳ね回っていました

これでいいんでしょうね。
なのでここでこれだけとやかく言ったし、この劇に対してはもう何も言うまいと


で、劇終了後は行きに旦那に下ろしてもらった場所へ戻り、無事旦那と合流し、帰宅しました。


よほど楽しかったのか、長男は帰ってからもしばらく歌ったり踊ったりしていましたが…



…あれ?
それ、ハッピークラッピーだよね?
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