多分この問題は、子育て家族がある限り永遠にどの家でも発生していると思うのです。
お片付け。
今朝、長男は和室いっぱいにミニカーを広げ、それを放置してふらふら歩き回っていたので当然のごとく私は和室に連れて行き声をかけました。
「幼稚園に行く前に、お片付けしようね」
しかし長男、「何を言っているんだこいつは」的な目で私を見るんです。
「“ないない”しよう?」
「お片付け。ここ、いっぱい車出てるでしょ?」
「幼稚園に行く前に、お部屋をきれいにしようね」
手を変え品を変え、何度も優しく諭しました。
それでも長男は散らかった部屋にぺたんと座りっぱなし。
「じゃあ、一緒に片付けようか」
私が片付け始め、
旦那GANにさらに諭され、ようやく片付けたのはミニカーのクレーン車一個。
「もっとかたづけて?ここにあるのも、そこのも」
しかし長男きょとん顔。
都合の悪いときによくやる、理解できないフリです。
「それだけじゃ、お片付けしたことにならないよ。幼稚園バスがくる前に片付けようね」
それでも長男は微塵も動こうとしません。
人が片付けているのをぼーっと見ているだけ。
何を言っているのか、何をしているのか、さっぱりわからないとでも言いたげな顔。
しかし、実際にはできる、理解しているのは過去何度もやっていて、できている事から明らかです。
彼は何かが気に入らないのでかたくなに片付けを拒否し、都合が悪いので理解できないフリをしているだけ。
そんなことはわかっています。わかりきっています。
よくやる手段ですから。
しかし、それでは逆効果。
とうとう私の堪忍袋の緒が切れました。
しかしそれでも長男、動きません。
相変わらず理解できない、と言いたげな顔。
どれだけ言ってもぴくりとも動きません。
ついに私の強硬手段。
散らかしの原因になったものをすべて車庫に封印。
しばらくは出さない決意。
という騒動を朝やってから幼稚園に送り出しました。
もう、朝からぐったりです。
どうすればよかったのかしら。
クレーン車をしまったときに、
「上手だね~、じゃあ、これも片付けて?」
と、一個一個すべて手渡ししなければならなかったのでしょうか?
そこまでやらなくても前は出来ていたのに。
そんなに何が気に入らなかったのでしょう。
子育てって、難しい。
とりあえず、しばらくはおもちゃはほとんど無し状態で過ごさせます。
じぃじもばぁばも与え過ぎなのでたまにはちょうどいいかも。
そして折を見て、“部屋にあるおもちゃ”をローテーションさせていく事にします。
確かに子供の頃、我々夫婦も親におもちゃを捨てられたことをよく覚えています。
この永遠の問題。我が家なりの解決方法を探っていきたいと思います。