ままろぐ

せっかく長男が劇場版を見られるようになったので、地上波でやっていた「キュレムVS聖剣士ケルディオ」も録画して見てみました。


なかなか面白かったんですが、やっぱりどことなく抜けている所がありましたね。

今回もネタバレ全開ですよ～。

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まず、どうして聖剣士はキュレムと戦うことになってんの？て話が一切語られぬまま終わったんですよ。


そのおかげで前半のキュレムの粘着が理解不能なんですよね。
まあ、ポケモン映画代表格の大型ポケモンは粘着なのがお約束らしいです。
とあるレビューで知ったんですけどｗ


大まかなあらすじは、3体の聖剣士に次期聖剣士として大切に育てられていた青いブリンクケルディオが、止められたにもかかわらずキュレムと決闘しボコボコにされ、挙げ句助けようとした先輩聖剣士は氷付けにされる。
何とか逃げたもののしつこく追い回されている所へサトシ達と出会い、彼らの機転で一時的にキュレムから逃れる。
たどり着いた街で訳を聞いたサトシ達は、氷付けにされた聖剣士達を助けようとするが再度見つかって追い回される。
ここでアイリス、デントが囮となって時間を稼ぐ間サトシとケルディオはキュレムの根城に行く。
が、キュレムの強さがトラウマになって足がすくむケルディオ。
サトシはそれを見て先に行っているとケルディオを置いて聖剣士達を助けに行く。
聖剣士達を凍らせている氷は思ったより分厚く、キュレムの攻撃もあり手こずっている所へケルディオが到着。再度決闘することに。
恐怖に打ち勝つことで「かくごのすがた」を会得して善戦するも、サトシ達を護るために負けを選び、それがかえってキュレムに認められて先輩聖剣士にも聖剣士として認められることに。
よかったね～～

って、だからなんでキュレムと聖剣士は決闘することになったの？
キュレムと決闘する資格がどうのとか、結構素材はそろっているのに肝心な所が抜けている気がするのよ。
キュレムに認められることで正式な聖剣士になるって話すら無かったような気がするんですがｗ
女医さんあたりにその程度の説明をして貰うだけでもいけたんじゃない？

説明不足だよな～。
ナポリタンですよ、といって出されたのがピーマンの無いケチャップ味のスパゲティみたいな、そんな感じ。
いや、ソーセージやタマネギはあるけどね？ピーマン重要だよね？みたいな感じ。


ていうかこれもいつものことらしいけど
CMにあった「アイリスが転んで危なーい！！→聖剣士登場！！」ってシーンが無いんですがｗ
ストーリーが出来る前にCM作っているんですねｗ


今回、サトシが「じゃあ、俺が行くよ」って笑顔でケルディオを置いて一人でキュレムの根城に行った時はちょっとびっくりしましたね。
こういう場合普段のサトシだと根性論丸出しで、何とか説き伏せて嫌々のケルディオを連れていくぐらいのことをしそうな感じですが意外とあっさり一人で行っちゃったのが印象的でした。
まあ、何度も世界を救ってるせいで慣れて来ちゃったんでしょうねｗ

個人的お勧め度：★★★★☆
説明不足を補えば満点でした。
キュレムの粘着は出会ったばかりのキュレムに対する恐怖心を子供に植え付けるものだと解釈すれば好意的に見られるしね。